アドバンスコースで卒業
味覚・食感過敏とは
感覚過敏の一種
- 食べ物の味が著しく濃く感じられる
- 特定の味に対して過度な不快感を示す
- 特定の味をすごくいやがる
- 味がちがうことに敏感で、決まったものをずっと食べる(例:同じ会社のレトルト食品)
- 味や食感が混じり合うことをいやがる
- 特定の食感をとてもいやがる(例:口の中の触覚で、ネバネバ、揚げ物の衣、ホルモンのヌルヌルなど)
- 味や温度・舌触りなどを口の中で敏感に感じ、食べられないものがある
- 特定の触感に対し、砂を噛んだり針で刺されたり、ゴムを噛んでるように感じることがある
いずれの症状も、ある程度は「感覚過敏でない人」にも見られるものです。
感覚過敏かどうかは、症状を感じる頻度にもよります。
触覚や嗅覚などの感覚過敏の表れとして偏食が頻繁に認められ、食べ物の食感やにおいを耐えがたく感じる。加えて、少し温かい食べ物を火傷しそうに熱く感じるなど、口腔感覚過敏を持ち合わせている場合もある。
アメリカ精神医学会の診断基準『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』)において、発達障害の自閉スペクトラム症の特性のひとつとして感覚過敏性などの感覚異常。