サロン案内school information

Momoco Academyは健康になりたい女性の理想を叶えるスクールを行なっております。アカデミーのこだわりや気善健康法の技法について、スクール時間などの情報はこちらからご確認ください。

  1. ごあいさつ

    健康になりたいという思いに
    最新の健康技術でお応えしたい

  2. 健康へのこだわり

    当サロン独自の技術で
    根本から病を断ちます

  3. サロン内のご案内

    すべての女性に
    健康をお届けしたい

  4. スクール時間・アクセス

    楽しく学んで
    健康を手に入れましょう

  5. 会社概要

    privacy policy、合同会社そら

スクールで卒業

(症状は先天性であり、事故などで脳の損傷や身体の損傷などをしていないことが卒業の条件となります。)

発達性ディスレクシア・読み書き障害とは

表記された文字とその読み(音)の対応が自動化しにくく、それを司る脳機能の発達が未熟とされ音韻処理という脳の機能障害であると考えられています。

知的な遅れや視聴覚障害はなく、充分な教育歴と本人の努力がみられるにもかかわらず、知的能力から期待される読字能力を獲得することに困難がある状態、と定義され、通常、読み能力だけでなく書字能力も劣っています。

 

ギリシャ語で「困難」を意味する「dys(ディス)」と、「読む」を意味する「lexia(レクシア)」が複合した単語で「字を読むことに困難がある障害」を指す通称です。

日本では難読症、識字障害、読字障害など、他にも様々な名称で呼ばれてきました。読むことができないと書くことも難しいことから、読み書き困難、読み書き障害と呼ばれることも多いです。

一方、「ディスレクシア」は、後天性の脳損傷によって生じる読みの問題も含まれます。そのため、脳損傷の既往がなくて生じている場合は、「発達性ディスレクシアと呼び方になり、また、後天性のディスレクシアは読みの問題単独で出現しますが、「発達性ディスレクシア」では、「読み」に問題があると、多くは「書字」の問題を伴います。そのため、日本語では「発達性読み書き障害」という用語がよく用いられています。

 

ディスレクシアの子どもは文字が読めないと表現されることが多いですが、これは誤りで正しくは、読むのが極端に遅い、または、よく間違えるという表現になります。

例えば、1文字を読むのにとても時間がかかり、間違えることもあるといった状態になり、読むだけで疲れてしまって、意味を把握する段階まで至りません。

努力しても文字の習得が困難な先天性の障害ではあるのですが、周囲には努力していないと思われ、なかなか理解してもらいにくい障害です。知的発達に遅れがないにも関わらず、小学6年生になってもひらがなが完璧に習得できていない重度の児童から、毎週の漢字テストは、なんとかいい点をとれても、二か月後にはその漢字をほとんど覚えていないという軽度の児童まで様々です。多くの発達性ディスレクシアのある児童・生徒にとって特別支援教育での対応が必要です。

 

日本の医療機関におけるディスレクシアについてですが、

ディスレクシアというものが通常の医療機関で診断されることは滅多にありません。日本ではほとんど知られていないのが現状です。発達障害をみる医療機関でときに診断されるようですが、まず読み書きの問題というのはあまり問題視にされていません。主に行動面の問題であるADHDあるいは対人面の問題、アスペルガー症候群、高機能自閉といわれる人たちの診断はかなり最近はされるようになってきています。

 

 

 

DSM-5 では

神経発達障害の限局性学習障害に分類されていて、その中の読字障害にあたります。

 

1.読み書き障害(ディスレクシア)の定義
文部科学省は読み書き障害(ディスレクシア)の定義はしていない。ディスレクシア dyslexia は、文字を「読む読み書き障害(発達性ディスレクシア)に適した教材と指導法の開発に向けて」の困難さから派生していく「書くこと」の困難さに関する学習障害と定義される。

 

2.「発達性ディスレクシア研究会」
英語圏では、developmental dyslexia と呼ばれます。発達性ディスレクシア(発達性読み書き障害)とは、脳損傷によるものを除く、聴覚や視覚などの感覚障害がないとしても、また知的発達が正常であるとしても文字がなかなか習得できない障害です。
日本語話者では約 8%いると報告されています(Unoet al.2009)。学習障害(LD: Learning Disabilities, Learning Disorders)のひとつに分類され、正確な診断評価には客観的な検査が必須。(2001)

 

3.「一般社団法人日本ディスレクシア協会」
ディスレクシアの定義としては、当協会では、国際ディスレクシア協会 International Dyslexia Association (通称 IDA http://www.interdys.org )の定義(2003)を使用していきます。箇条書きで要点を記載。(2014)

➀神経生物学的要因によっておきる特異的学習障害であること

②知的能力や教育に見合わない読みの困難さがある

➂流暢性、あるいは正確な単語認識の困難さがあり読みや綴りの不正確さがある

➃デコーディング力の弱さが特徴である

③これらの困難さは他の認知能力や学級での様子からは予想することが難しい

④背景には音韻処理能力の弱さが主に想定される(英語を中心とするアルファベット言語を想定)

⑤二次的な影響として読み経験が少なくなることで語彙獲得や背景知識の獲得を妨げる可能性があり,読解力の低下を引き起こすことが考えられる。となる。アルファベット圏では「読み綴り」が症候の中心となる。

 

4.国際ディスレクシア協会
「Dyslexia は、神経生物学的原因に起因する特異的学習障害である。その特徴は、正確かつ(または)流暢な単語認識の困難さであり、綴りや文字記号音声化の拙劣さである。こうした困難さは、典型的には、言語の音韻的要素の障害によるものであり、しばしば他の認知能力からは予測できないものであり、また、通常の授業も効果的ではない。二次的には、結果的に読解や読む機会が少なくなるという問題が生じ、それは語彙の発達や背景となる知識の増大を妨げるものとなり得る(2003)」。

特徴

 ■重度の場合
小学校入学直後から、ひらがなの学習困難が見られる。話しことばでの会話では、かみ合った応答ができて内容にも問題は感じられないため、知的な問題などはないことが推測されます。しかし、重症の場合はひらがな一文字の学習すら難しく、文字や音対応が成立しないために、文字を正しく並べてつづりを作ることができないこともある。

また、一文字は学習できるとしても、単語や文章で読む分量が増えていくと、音で聞けばよく知っている単語ですら、文字で示されると読み間違いがでてきてしまい正しいイントネーションで読むことが難しくなってきてしまいます。授業中の教科書の音読などで、つかえたり読み飛ばしや読み間違いが多く見られると、やる気がないと思われたり、集中力が足りないと思われたりと本人の意思とは関係なく誤解を受けることが少なくありません。

 

■中等度の場合
中・高学年で漢字学習の困難さが多くなります。漢字が覚えられずに漢字のテストで苦労していたり、高学年であるのに作文でほとんど漢字を使わないことや低学年レベルの漢字しか使えないなど、読み書きの困難さのほかに、努力してもできないことが周囲に理解されないことの苦しさを経験することも多いです。

 

■軽度の場合
中学入学などで、顕著な英語の困難さをもちます。英語以外にも日本語の読みが不正確であったり、速度が学年平均より遅く、日本語のディコーディングの問題が見いだされる。

相当な時間をさいて練習して、なんとか平均点程度をとってはこれるが、すぐに忘れてしまうというエピソードもよく語られる。

 

一般的な発達性ディスレクシア・読み書き障害は、視覚や聴覚に異常はないものの、読み取るのが困難、文字を思い起こして書くのが困難、文字が歪んで感じたりかすんで感じるなど様々です。

 

 

音韻処理不全(文字の読み方の認識が難しい)

🟦文字と音の変換が苦手である
・ひらがなの文字と音を結びつけて読むのが難しい。

・小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」「っ」や音を伸ばす「−」などの特殊音節が認識や誤りが多い。

・「め」「ぬ」「わ」「ね」、「雷」と「雪」のように形態的に似ている文字の誤りが多い

・画数の多い漢字に誤りが多い

 

🟦単語のまとまりを理解するのが困難である
たとえば「り」「ん」「ご」などのひらがなやカタカナの一音ずつは読めてもそれを「りんご」というひとまとまりの言葉として理解するのが難しい。

 

🟦聴覚記憶が苦手である
音韻認識が弱く聴覚的な記憶が苦手。処理と記憶を同時に行うことが難しいことから読むことに困難が生じる場合があります。

 

小さな頃には文字に興味がなかったり覚えようとしないという傾向もあり、音読よりも黙読が苦手であることが多いようです。文字を1つ1つ拾って読む「逐次読み」や話あるいは文節の途中で区切ってしまう、読んでいるところを確認するように指で押さえながら読む、文末などは適当に自分で変えて読んでしまう、など、1つの文字に時間がかかるため本を読んでいるとすぐに疲れてしまう「易疲労性」などがでてきます。

 

 

②視覚情報処理不全(文字の形の認識が難しい)

視覚認識や眼球運動に偏りがあり、普通の文字の見え方とは違った見え方をしている人もいると言われています。

■文字がにじむ・ぼやける
文字がにじんで見えたり、文字が二重になったり、ぼやけて見えたりします。

■文字がゆがむ
文字がらせん状にゆがんだり、3Dのように浮かんで見えたりします。

■逆さ文字(鏡文字)になる
鏡に映したように文字が左右反転して見えることがあります。

■点描画に見える
1つの文字を点で描いているような状態に見えることがあります。

 

 

 

ディスレクシアの感じ方

通常の見え方

ディスレクシアの感じ方

 

ディスレクシアの感じ方

 

 

ディスレクシアの感じ方《にじんでみえる文章》

にじんでみえる文章

ディスレクシアの感じ方《鏡文字にみえる文章》

鏡文字にみえる文章

ディスレクシアの感じ方《かすんでみえる文章》

かすんでみえる文章

ディスレクシアの感じ方《点描画のようにみえる文章》

点描画のようにみえる文章

ディスレクシアの感じ方

ゆらいでみえる文章

 

困りごと

・学校

学校では板書をノートにとる作業が必須ですが、文字を読むのも書くのも苦手なディスレクシアの子どもにとってはとても困難な作業です。作文、漢字の書き取り、音読なども苦手なため、学校の宿題にとても時間がかかったり、字が汚かったりと、できないことも多々あります。先生や本人、家族もディスレクシアだと気づいていない場合、注意不足などと叱られる子どももいます。

・仕事

仕事では、文字を扱う業務が苦手で、何度も間違いを指摘されミスを繰り返してしまうことがあります。また、素早くメモを取ることができないため、上司の指示を聞いたり、電話を受けた場合に困ることもあります。短期記憶も苦手な傾向にあるため、誰から電話が来たか忘れてしまったり、人の顔と名前を覚えられなかったりします。

・家、生活

ディスレクシアは知的な遅れがないため、日常生活で困ることはないと思われがちですが、バスに乗りたい時に行き先を認識できず乗り遅れたり、車を運転している時に標識を認識できず通り過ぎてしまったりなどが挙げられます。

 

・対人関係

会話面では問題ないため、良好な対人関係を築ける傾向にあります。しかし、文字の読み書きが出来ないことをからかわれたり、いじめなどに発展して不登校や引きこもりとなってしまう可能性、また、親や学校の先生がディスレクシアと知らずに注意を繰り返してしまうと、うつ病などの二次障害を起こすこともあります。

 

 


 

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