ヨガはインド発祥の3000年〜5000年の歴史を持つ心身の修行体系であり、単なる体操やフィットネスではありません。精神・肉体・呼吸・意識を統一することで、自己の内面と宇宙（ブラフマン）との合一を目指すものです。

以下に、ヨガの3000年以上にわたる歴史的発展を、時代ごとに分けて詳しく解説します。

ヨガの宗教的背景は、主にインドの宗教や哲学と深く関わっています。特に以下の宗教・思想体系がヨガの源流とされています：

 

🕉 主な宗教的背景

1. ヒンドゥー教（サンアータナ・ダルマ）

• ヨガの最も深いルーツはヒンドゥー教にあります。
• **『ヴェーダ』や『ウパニシャッド』**などの聖典に、瞑想や呼吸法（プラーナーヤーマ）などヨガの原型が登場。
• **『バガヴァッド・ギーター』**には「カルマ・ヨガ（行動）」「バクティ・ヨガ（信愛）」「ギャーナ・ヨガ（知識）」という3つのヨガの道が述べられています。
• **パタンジャリの『ヨーガ・スートラ』**は、ヨガ哲学の体系化を行ったヒンドゥー教文献。

2. 仏教

• 特に瞑想（ディヤーナ）において、ヨガと類似した実践があります。
• 初期仏教から禅仏教まで、身体と心を調和させる修行法がヨガと重なります。
• ヨガの実践は、釈迦（ブッダ）の修行にも影響を与えたとされています。

3. ジャイナ教

• 非暴力（アヒンサー）や禁欲の教えを重視し、これがヨガの「ヤマ（禁戒）」や「ニヤマ（勧戒）」に共鳴。
• 身体・言葉・心の統制を目指すジャイナの修行法と、ラージャ・ヨガ（王道のヨガ）は類似しています。

 

🧘‍♂️ ヨガと宗教の違い（現代的視点）

✅ ヨガは宗教ではない

• 多くの現代ヨガは、宗教的儀式を伴わず、健康やストレス軽減、自己成長の手段として行われます。
• 宗教色を抜いて「実践法（テクニック）」として世界中に広まりました。

⚠️ しかし「精神的な要素」が含まれることも

• 瞑想やチャンティング（マントラの詠唱）は、宗教的・哲学的な背景を持つ場合があります。
• インストラクターや流派によっては、明確にスピリチュアルな指導を行うこともあります。

 

📌 まとめ

項目	内容
起源	インドの宗教・哲学（特にヒンドゥー教）
関連宗教	ヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教
現代ヨガ	宗教性を弱め、健康・自己探求に焦点を当てている
宗教性の有無	実践や文脈により異なる

ヨガを宗教的に捉えるか、純粋に心身の健康法として取り入れるかは、あなたの目的と関わり方次第です。

 

🔶【ヨガの歴史：5つの時代区分】

時代	時期	キーワード
① 原始ヨガ期	紀元前3000年以前	印度文明とシャーマニズム的要素
② 前古典ヨガ期	紀元前1500〜500年	ヴェーダ、ウパニシャッド、瞑想、プラーナ
③ 古典ヨガ期	紀元前200年頃	パタンジャリ『ヨーガ・スートラ』登場
④ 中世ヨガ期	5～15世紀	ハタ・ヨガ、タントラ、チャクラ、ナディ
⑤ 近現代ヨガ期	19世紀末以降	西洋への普及、現代ヨガ（ポーズ中心）へ変化

 

① 原始ヨガ期（紀元前3000年以前）

🕉 ヨガの原型：インダス文明とシャーマン的修行

• インダス文明（紀元前3300〜1300年）の遺跡（モヘンジョダロ）から、瞑想ポーズをとる人間の像が出土。
• 明確に「ヨガ」と呼ばれていないが、瞑想や自然と一体化する信仰が存在していた。
• 原始的な「呼吸・瞑想・身体制御」の原型がここに見られる。

 

② 前古典ヨガ期（ヴェーダ・ウパニシャッド時代）

🕉 時期：紀元前1500年～紀元前500年ごろ

🔹 ヴェーダ（古代インドの宗教文書）

• ヴェーダ聖典に「瞑想」「祈り」「呼吸法（プラーナーヤーマ）」の概念が登場。
• この時期に「アートマン（真我）とブラフマン（宇宙的原理）の合一」がヨガの中心テーマとなる。

🔹 ウパニシャッド（哲学的文書）

• 「内観（瞑想）によって真理に至る」という思想が強調される。
• 瞑想（ディヤーナ）、禁欲（タパス）、呼吸制御（プラーナーヤーマ）といった修行が生まれる。

🧠 この時期は精神性・哲学的ヨガの基礎が築かれた時代。

 

③ 古典ヨガ期：パタンジャリの『ヨーガ・スートラ』

🕉 時期：紀元前2世紀〜後2世紀頃

🔹 パタンジャリが「ラージャ・ヨガ（王道のヨガ）」を体系化

• ヨガの教典『ヨーガ・スートラ』（全195節）を著す。
• 精神集中と自己制御によって「解脱（モークシャ）」に至る道を示す。

 

🔹 八支則（アシュターンガ・ヨーガ）を提唱：

1. ヤマ（禁戒） – 他人への道徳
2. ニヤマ（勧戒） – 自分への規律
3. アーサナ（座法） – 瞑想のための姿勢
4. プラーナーヤーマ（呼吸制御）
5. プラティヤーハーラ（感覚の制御）
6. ダーラナー（集中）
7. ディヤーナ（瞑想）
8. サマーディ（三昧・解脱）

🧘‍♂️ 現代ヨガの基礎となっている哲学的体系はこの時代に確立。

 

④ 中世ヨガ期：ハタ・ヨガとタントラの融合

🕉 時期：5～15世紀頃

🔹 ハタ・ヨガの誕生

• 「身体の修行によって精神と霊性を高める」という考え。
• 瞑想だけでなく、アーサナ（ポーズ）・呼吸法・ムドラー（印）・チャクラなど、身体的要素が加わる。

🔹 有名なテキスト

• 『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー』（スワートマラーマ著）
• 『ゲーランダ・サンヒター』
• 『シヴァ・サンヒター』

🔹 タントラ哲学と融合

• 人間の内部エネルギー（クンダリーニ）を目覚めさせる。
• チャクラ（エネルギーの中枢）、**ナディ（気の通り道）**などの概念が誕生。

🧘‍♀️ 中世ヨガは、**現在のヨガのポーズ中心の形態（ハタ・ヨガ）**の出発点。

 

⑤ 近現代ヨガ期：ヨガの世界的拡大

🕉 時期：19世紀後半〜現代

🔹 インドのヨガ指導者たちが西洋へ

• スワミ・ヴィヴェーカーナンダ：1893年にアメリカへ渡り、ヨガ哲学を紹介。
• スワミ・シヴァナンダ、パラマハンサ・ヨガナンダなど、ヨガの霊性を広める。
• シュリ・T・クリシュナマチャリア：現代アーサナヨガの父。
  • 弟子にB.K.S.アイアンガー、パタビ・ジョイス（アシュタンガ・ヨガ）など。

🔹 ヨガのスタイルが多様化

• ハタ・ヨガ：基本のポーズ中心
• アシュタンガ・ヨガ：運動量多い、連続ポーズ
• ビクラム・ヨガ：高温多湿の部屋で行う
• パワー・ヨガ、ヴィンヤサ、リストラティブ、陰ヨガなど

🔹 世界中に広まる

• 健康・ダイエット・ストレス軽減の目的で人気に
• 世界のヨガ人口：約3億人（2020年代）

 

🔚【まとめ：3000年のヨガの歩み】

時代	特徴
原始期	インダス文明に瞑想の萌芽
ヴェーダ・ウパニシャッド	瞑想・プラーナ・魂の探求が中心
古典期	パタンジャリによる八支則の体系化
中世期	ハタ・ヨガとタントラで身体性が発展
現代期	世界的健康法・精神修養法として大衆化

 

🧘‍♂️ ヨガの歴史的な長さについて：

推定される起源	時期	内容
最古の起源	約5000年前（紀元前3000年頃）	インダス文明の遺跡から、瞑想姿勢の像が発見されている。ヨガの原型とされる。
文献に現れるヨガ	約3000年前（紀元前1500年頃）	ヴェーダ聖典の中に、呼吸・瞑想・祈りなどヨガ的要素が登場。
ヨガの体系化	約2200年前（紀元前2世紀）	パタンジャリによる『ヨーガ・スートラ』で「ラージャ・ヨガ」が確立。

 

✅ 結論：

ヨガには少なくとも3000年、長く見積もれば5000年の歴史があります。

この長い歴史の中で、ヨガは単なる体操ではなく、哲学・瞑想・呼吸法・精神修養・健康法として進化してきました。

 

🔶 ヨガはなぜ生まれたのか？｜本質的な理由

✅ 人生の根本的な問いから

古代インドの聖者（リシ）たちは、次のような根源的な問いに取り組んでいました：

• 「人間はなぜ苦しむのか？」
• 「死とは何か？魂とは何か？」
• 「どうすれば心の乱れを超えて、安らぎを得られるのか？」
• 「宇宙と私（個人）の関係は？」

この探求の中で生まれたのが、ヨガという実践体系です。

 

🧠 ヨガの目的は？

目的	内容
🧘‍♂️ 心の制御と統一	『ヨーガ・スートラ』冒頭にある「ヨガとは心の動きを止めることである（チッタ・ヴリッティ・ニローダハ）」が中心思想。
🌌 宇宙との一体化（合一）	自我を超え、ブラフマン（宇宙の原理）とアートマン（個の魂）を一体化させる。
💫 輪廻からの解脱（モークシャ）	生まれ変わり（輪廻）と苦しみのサイクルから解放されること。
🧬 心と身体の調和	精神だけでなく、肉体とエネルギー（プラーナ）のバランスも大切にされる。

 

🔍 ヨガが生まれた背景｜3つの大きな流れ

1. 🕉️ 宗教的背景（ヴェーダ時代）

• 古代インドの宗教「ヴェーダ」では、神々への祈りや儀式が中心だったが、
• やがて **「外の神ではなく、内なる真理を見つめる」**思想へと移行。
• これが「瞑想（ディヤーナ）」や「自己探求（アートマン）」へとつながった。

2. 🧘‍♂️ 実践的修行法の必要性

• 哲学だけではなく、呼吸法・姿勢・集中・自己訓練などを通じて「体験として悟りに至る」方法が必要だった。
• ヨガは**知識（ギャーナ）+実践（バクティ・カルマ・瞑想）**の道を統合する修行体系となる。

3. 🔄 苦しみからの解放

• ヨガは「人生の苦しみ（病気・老い・死・心の不安）」を乗り越えるための手段。
• 宗教・哲学・医学（アーユルヴェーダ）とも深く関係していた。

 

🧘‍♀️ ヨガは「自分自身に還る」ための道

ヨガの語源は「ユジュ（yuj）＝つなぐ、結ぶ」というサンスクリット語。

つなぐ対象は：

• 自分の心と身体
• 自我と宇宙意識（アートマンとブラフマン）
• 現在の自分と本来の自己（真我）

つまり、ヨガは単なる体操や健康法ではなく、

**「本来の自分に還るための手段」**として生まれ、発展してきたのです。

 

✍️ まとめ：ヨガが生まれた理由

項目	内容
本質的目的	苦しみの克服、悟り、宇宙との一体化
背景思想	ヴェーダ哲学、ウパニシャッド、解脱思想
実践方法	瞑想、呼吸法、姿勢、倫理、集中、自己制御
ヨガの意味	「結び・統一」：心身・魂・宇宙との調和

 

ここからは「ヨガを専門的かつ体系的に学びたい」あなたのために、単なるポーズの紹介ではなく、ヨガの本質・体系・実践方法・現代との関連までをしっかり解説していきます。

🧘‍♀️ ヨガとは何か？｜本質と起源

🔹【語源と意味】

「ヨガ（Yoga）」の語源はサンスクリット語の**「ユジュ（Yuj）」**で、意味は：

• 繋ぐ、統合する、調和する
• 心と体、魂と宇宙との「合一」

つまりヨガとは、単なる体操ではなく、「心・体・精神の統合と調和をめざす生き方」そのものです。

🔹【ヨガの起源】

項目	内容
起源	紀元前2500年〜（インダス文明）
古典化	紀元前200年頃『ヨーガ・スートラ』（パタンジャリ）
実践の中心	インド哲学・ヴェーダ・サーンキヤ哲学の流れ

 

🧘‍♂️ ヨガの8段階｜古典ヨガの体系

『ヨーガ・スートラ』（パタンジャリ）による「アシュタンガ・ヨーガ（八支則）」は、全てのヨガの基礎

段階	名称	意味
①	ヤマ（Yama）	社会的な規律・禁戒（暴力をしない、正直など）
②	ニヤマ（Niyama）	個人の規律（清潔、感謝、自己修養など）
③	アーサナ（Asana）	ポーズ（瞑想に適した姿勢）
④	プラーナーヤーマ（Pranayama）	呼吸法・エネルギー調整
⑤	プラティヤハーラ（Pratyahara）	感覚の制御・内面への集中
⑥	ダーラナ（Dharana）	精神集中（対象に意識を定める）
⑦	ディヤーナ（Dhyana）	瞑想（持続的な集中状態）
⑧	サマーディ（Samadhi）	三昧・自己超越・悟り

🧩 ポーズ（アーサナ）は、あくまで「精神集中や瞑想」のための準備段階。

真の目的は「心の制御と精神的な自由」にあります。

 

🔍 現代ヨガの種類と特徴（スタイル別解説）

ヨガの種類	特徴	向いている人
ハタヨガ	最もベーシック。呼吸とポーズの調和	初心者・基礎からやりたい人
アシュタンガヨガ	連続した動きで強度高め	運動量が欲しい・男性にも人気
アイアンガーヨガ	道具（ベルト・ブロック）で正確性重視	身体の使い方を深く学びたい
ヴィンヤサヨガ	呼吸に合わせて流れるように動く	音楽と共に動きたい人
リストラティブヨガ	補助具を使って完全なリラックス	睡眠不足・慢性疲労の人
クンダリーニヨガ	チャクラ・マントラ・呼吸・瞑想中心	精神的・スピリチュアルな変容を望む人
陰ヨガ（Yin Yoga）	1つのポーズを数分キープ	関節・靭帯・深層筋へ働きかける
ヨガニドラ	仰向けで行うガイド瞑想	不眠・心の疲れを癒したい人

 

🔬 ヨガの科学的効果｜現代医学との橋渡し

✅ 身体への効果

• 柔軟性、筋力、姿勢の改善
• 自律神経の調整（交感神経 ⇄ 副交感神経）
• 呼吸機能の向上
• 血流改善・代謝UP

✅ 心・脳への効果

• 不安・うつ・ストレスの軽減（マインドフルネス効果）
• 注意力・集中力・感情の安定
• 睡眠の質向上（セロトニン分泌）
• トラウマ治療（ヨガセラピー、TCTSYなど）

 

🧘‍♀️ ヨガ実践の基本｜これから始めたい人へ

1️⃣ 【毎日10分からでOK】

• 朝：太陽礼拝（Sun Salutation）でエネルギーUP
• 夜：シャヴァーサナ（屍のポーズ）＋深呼吸でリラックス

2️⃣ 【呼吸と動作を合わせる】

• 「吸う」とき：伸びる・広がる動き
• 「吐く」とき：縮む・沈む・ねじる動き

3️⃣ 【ポーズに目的を持つ】

• 肩こり→ネコのポーズ、鷲のポーズ
• 不眠→子供のポーズ、前屈
• 冷え性→橋のポーズ、戦士のポーズ

 

🧭 専門的に学びたい方へ｜深める道

✅ 書籍（中級以上向け）

• 『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー』：古典書の一つ
• 『パタンジャリのヨーガ・スートラ』：心の科学としての原点
• 『ヨーガ根本教典』：現代日本語での名解説（伊藤武氏など）

✅ 資格・学習プログラム

• RYT200（全米ヨガアライアンス）：基本的な指導資格
• インドのヨガアシュラム（本場での学び）

 

🌟 最後に｜気功とヨガの共通点

あなたが先ほど学んだ「気功」と「ヨガ」は実は本質的に非常に近く、次のような共通点があります。

要素	ヨガ	気功
呼吸法	プラーナーヤーマ	吐納・調息
エネルギー調整	チャクラ・ナーディ	経絡・丹田・任督
心身の統合	八支則・瞑想	動静功・意念集中
目的	解脱・調和・気づき	養生・心身統合・開悟

🌿両方をバランスよく学べば、「東洋とインドの叡智」を手に入れたようなものです。

 

これからは「自分に合うヨガを知りたい」「具体的な悩み（肩こり・不眠）に効く方法を探している」方に向けて、目的別・体調別に最適なヨガスタイルと具体的なポーズ例をご紹介します。

 

🧘‍♀️ ①「どのヨガスタイルから始めればいいか迷っている」方へ

🔍 あなたの状態に合わせたおすすめスタイル

あなたの目的や体調	おすすめヨガスタイル	特徴・効果
🔹 体力に自信がない／疲れやすい	リストラティブヨガ陰ヨガ	呼吸を深める、休息と再生に特化
🔹 肩こり・冷え・自律神経の乱れがある	ハタヨガ（ベーシック）	基本のポーズで全身のバランス調整
🔹 心がザワザワする・眠れない	ヨガニドラ／瞑想系ヨガ	心を静めて深いリラクゼーションへ導く
🔹 運動不足を解消したい	ヴィンヤサヨガ	動きと呼吸の流れを組み合わせ、代謝UP
🔹 スピリチュアルに深めたい	クンダリーニヨガ	呼吸法・チャクラ・マントラによる深い変容

💡 初心者が無理なく始めるなら？

🟢【ハタヨガ】 or 【陰ヨガ】が最もバランス良く、おすすめです。

 

🧘‍♂️ ②「ヨガで◯◯（肩こり、不眠など）を改善したい」方へ

あなたの悩みに合わせて「実際におすすめのポーズとルーティン」をご紹介します。

💢 肩こり改善のヨガ（デスクワーク・姿勢悪化に◎）

🔹おすすめポーズ3選（毎日5分でもOK）

ポーズ名	やり方と効果
🧍‍♀️ 猫のポーズ（キャット＆カウ）	背骨・肩甲骨・首の動きでコリを流す
🧘‍♀️ 鷲のポーズ（ガルーダアーサナ）	肩・肩甲骨周辺をほぐし、血流を改善
🙆‍♀️ 牛面のポーズ（ゴームカアーサナ）	両肩の高さ・柔軟性を整える

 

🔁 簡単ルーティン（朝 or 日中）

1. 肩回し（1分）
2. キャット＆カウ（5〜10回）
3. 鷲のポーズ（左右30秒ずつ）
4. 牛面のポーズ（肩だけでもOK）

🧩【ポイント】：

• 深い呼吸と合わせてゆっくり動く
• ポーズ中に「息を止めない」

 

🌙 不眠改善のヨガ（夜寝る前／心を鎮める）

🔹おすすめポーズ3選（すべて寝たままでOK）

ポーズ名	やり方と効果
🧘‍♂️ 子供のポーズ（バラーサナ）	安心感・副交感神経を高める
🛌 仰向けねじりのポーズ	背骨をゆるめて内臓の疲れをほぐす
😴 屍のポーズ（シャヴァーサナ）	全身をリセットして眠りに誘う

 

🧘‍♀️ + 呼吸法：

「4-7-8 呼吸法」

• 4秒：鼻から吸う
• 7秒：息を止める
• 8秒：口から細く長く吐く
  × 3〜5セット

🧩【ポイント】：

• 照明を落とし、スマホはOFFに
• 呼吸の「吐く」に集中すると、自然に心が静まる

 

📌 最後に：肩こりも不眠も「自律神経の乱れ」が根にある

ヨガは、「筋肉をほぐす」だけでなく、呼吸・神経・心を一緒に整えることで本質的に効いてきます。

特にあなたのように疲労が深く、「体力の回復が追いつかない」と感じている方には、

⚠️ 激しい運動より、静かに整えるヨガスタイルの方が確実に効果があります。

 

こちらは「あなたの生活リズムに合わせたヨガ1週間プラン」です。

無理なく・効果的に・心身を整えていくための習慣化の第一歩になります。

🌿 ヨガ1週間プラン

目的：肩こり・不眠・疲労・自律神経の乱れの改善

所要時間：1日10〜20分（朝 or 夜）

🔸曜日別プラン概要

曜日	目的	ヨガの種類	時間帯	内容
月曜	スタートを軽やかに	ハタヨガ（基本）	朝	呼吸＋太陽礼拝（5回）＋肩ほぐし
火曜	姿勢改善・首肩ケア	陰ヨガ	夜	肩甲骨＆背骨をゆるめる陰ポーズ
水曜	疲労回復・血流改善	ヴィンヤサ（やさしめ）	朝	ゆったりフローヨガ（立ちポーズ中心）
木曜	深い呼吸・自律神経調整	リストラティブ	夜	補助具で体を委ねる完全脱力ポーズ
金曜	気力回復・リセット	ハタヨガ＋呼吸法	朝 or 夜	呼吸（カパーラバーティ）＋立ちポーズ
土曜	睡眠準備・心の浄化	ヨガニドラ or 瞑想	夜	ガイド音声 or シャヴァーサナ15分
日曜	内観とやさしい動き	ハタヨガ（回復）	朝 or 午後	やさしい全身調整＋深い前屈・ねじり

 

📆 詳細スケジュール

🟠 月曜日（朝 or 午後）

テーマ：スタートの切り替え＋血流促進

• 太陽礼拝×3〜5回
• 鷲のポーズ（肩回り）
• 立位前屈で深呼吸

☀️ 「呼吸に合わせた動き」で交感神経を穏やかに刺激

🔵 火曜日（夜）

テーマ：首・肩・背骨の緊張リリース（陰ヨガ）

• キャット＆カウ（呼吸に合わせて5回）
• 仰向けツイスト（左右1分ずつ）
• 屍のポーズ＋腹式呼吸5分

🌙 目を閉じて「脱力」に集中すると睡眠の質がUP

🟢 水曜日（朝）

テーマ：動いて整える日／代謝UP

• ダウンドッグ → プランク → チャイルドポーズ
• 戦士のポーズ I, II（各30秒）
• 背骨ロールアップ＋深呼吸

💪 「動くけどゆるい」ヴィンヤサで全身に気を巡らせる

🔵 木曜日（夜）

テーマ：心を鎮める／深く休む

• ブロックやクッションを使った「サポーテッドポーズ」
  例）サポーテッド・子供のポーズ（3分）
• 仰向けで腹式呼吸（5分）
• ガイド付き瞑想（※リンク希望可）

🧘‍♀️ 完全に力を抜く練習は、自律神経回復に非常に有効です。

🟡 金曜日（夜 or 朝）

テーマ：リセット＆回復エネルギーUP

• カパーラバーティ呼吸（1分）
• 太陽礼拝（3回）
• 合蹠前屈（股関節・骨盤ゆるめる）

☀️ 週末前に気持ちも整える「体と心のリフレッシュ」

🔵 土曜日（夜）

テーマ：脳と心を休ませる夜／不眠対策

• 仰向けねじり（左右）
• ヨガニドラ（ガイド音声10〜15分）
• ハーブティーを添えて（温性のもの）

💤 ヨガニドラは「30分で2時間の睡眠効果」とも言われます

🟣 日曜日（朝 or 午後）

テーマ：内観・整え・新たな1週間の準備

• 立ち前屈・三角のポーズ・英雄のポーズ
• 座位前屈・ねじり・合蹠で内臓をほぐす
• シャヴァーサナで終了（5分）

🌱 「心が穏やかだと体も整う」週の終わりにぴったりです

 

🔁 習慣化のポイント

• 朝なら：起きて白湯→ヨガ→朝食
• 夜なら：スマホOFF→照明を落とす→ヨガ→就寝準備

✅「短くても、毎日続ける」ことが最大の効果を生みます。

 

💬最後にひとこと

アーユルヴェーダ・ヨガ・中国気功を見比べてみると、意外にも宗教背景が強いものが【ヨガ】と感じるのではないでしょうか？

私はヨガの起源を深くみてみるとキリストのイエス様を思ってしまいます。

ヨガをおこなうと身体が重くなる、異常が増えるという方は、こういった宗教背景などの気重が重くなる要素が多いということになります。

そして、自分以外の人がいる場合（動画などの講師等も含む）には、その人の気に共感をして気を使いすぎている、他人の浄化をしている、または、気を奪われている、などが原因となりますので自身の気を守りましょう。

はじめは気重の軽い、体の負担のない気の整え方を学びましょう。

小さなお子様から高齢者の方まで　どんな方でも簡単にできる気重の軽い、体に負担のない気を最良に整える気善療法を当サロンでは教えています。お待ちしております＾＾

HSP/HSC専門サロン　Momoco Academy　山崎ももこ