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不正出血とは
通常の生理周期とは関係のない時期におこる性器からの出血のことです。
正しくは「不正性器出血」といい、性器とは内性器と外性器のことをいいますが、内性器とは子宮、卵巣、卵管、膣などのことを指し、外性器とは外陰部と膣の一部を指します。これらのどこかから出血すると、不正出血として症状があらわれることになります。
生理でもないのにナプキンが必要で、鮮やかな出血が2~3日続いても、茶色っぽい血がおりものに混じっていても、どちらも不正出血です。
不正出血の原因は大きく分けて4種類あります。
- 器質性出血・・・・何らかの病気が原因の場合
膣、子宮、卵巣などに異常があり、病気が原因で出血している場合
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機能性出血・・・・ホルモンバランスの乱れが原因の場合病的な原因ではなく、体のホルモンバランスの乱れた時に起こる出血です。
ストレスがある時や、思春期や更年期などのホルモン量が不安定な時期に起こりやすいです。 -
中間期出血・・・・排卵期に出血している場合
生理と生理の間で、排卵の時期に出血がある場合があります。
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その他出血・・・・妊娠した時の出血、性交などで膣内が傷ついたことによる出血不正出血には上記以外にもさまざまな原因が考えられます。
妊娠初期の症状として出血する場合もあれば、甲状腺などの全身の病気が原因で出血することもあります。
当サロンにはこのような方がいらっしゃっています。
・産婦人科やさまざまな病院を受診して検査などで異常が出ない方。
・原因が分からず、たくさんの病院を受診しても少しも良くならない方。
・「不正出血と卵巣の痛み」「不正出血と卵巣の違和感」「不正出血とお腹が張る」など、その症状が何日も続いたり、何年も続いたりする方。
・ストレスによるホルモンバランスの乱れで不正出血になっているのかもしれない・・でも自分ではストレスは無く、楽しく生活をしていると思う方。