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アレキシソミア(Alexisomia)・失体感症とは

アレキシソミアはアレキシサイミア(alexithymia)・失感情症よりも、さらにご自分の身体の痛みなどの感覚に気づくことも難しくなることをいいます。

身体感覚や体調の自己認識が困難になり、触覚や痛覚、あるいは内臓の感覚などの一次的な身体感覚というよりも、空腹感や眠気、疲労感などの体調や身体疾患に伴う自覚症状(自分の不調を感じること)の認識が損なわれていることを指します。

このアレキシソミアは、アレキシサイミアの一側面とされているが、あえてこれらを区別する動きが主に日本から現れています。

ストレスがかかった状態がつねに続くと、ストレスが無い状態のことを忘れてしまいます。そのため、自分にストレスがかかった状態が普通となってしまうのです。ご自分の苦しい、つらい、悲しいという感情が、押し込められてしまい、アレキシサイミアとなります。

すると今度は、不平・不満が晴れずに心にたまってしまい身体の症状となって現れることがあります。頭痛、気持ち悪さ、腹痛、眠気、肩こり、手のしびれ、めまい、などですが自分自身で、心の苦しみに気づかないため、身体症状として出てきた場合に病院に行ってもなんら異常が出ないことがほとんどです。
“異常がありません。気のせいです。”といわれて終わってしまうか、抗不安薬などの向精神薬を処方されるかもしれませんが根本的な症状改善につながることはありません。

そのため、このような体の症状が長く続くようになり、症状を感じられなくなってしまうことがあります。これがアレキシソミアです。
ここまでくると心身の健康にとっては危険なレベルになり、さまざまな病気が発症してしまいます。

 


 

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