スクールで卒業
能力性パニックとは
私たちが日常会話や報道で使用している「パニック」という言葉の意味でとらえてください。病院で使用されるパニックや災害心理学で使用されるパニックとは違い、死を連想するようなものではありません。
能力性パニックは、「凍りつき症候群」に「冷静さ」と「スローモーション」が加わり、身体が学校や会社の面接時のように緊張したかのような状態になることを指します。
凍りつき症候群のご説明
たとえば、突然襲ってくる大災害や大事故に直面したり、予想外の被害にあった瞬間に直面すると、頭の中は真っ白になり、身心は凍りついたように活動を停止をしてしまうものです。その動けない理由や抵抗できない理由が、ショック相と凍りつき症候群です。防災心理学では「凍り付き症候群」、生理学では「すくみ反応」といいます。このような状態は、その持続時間に、ほんの一瞬という人から数分以上という人まで長短があります。
症状
・何が何だか訳がわからなくなる
・冷や汗をかく
・冷静に分析をする自分もいる
・どうしていいのか分からなくなる
・その場から逃げたくなる
・視界が狭くなったり見にくくなったり見えすぎたりと異常になる
・緊張をしていないのにものごとを正常に考えられなくなる
・頭の中が真っ白になる
・思考が停止する
・フリーズする
・用紙に書いてる文字を追えなくなる(読めなくなる)
・挙動不審になる
・正常を装う
・どぎまぎする
・心臓の動悸が激しくなる
・呼吸困難
・漠然とした恐怖感・不安感
・胸の痛みや吐き気
・震え
・面接官のように対応を見られて監視されているような気分になる
・身動きがとれなくなる
・見ている映像(人や場所など)がスローモーションにみえる
など