感覚過敏とは
聴覚・視覚・触覚・味覚・嗅覚など五感のあらゆる感覚領域に対して起こり、その症状や度合いは人によってさまざまです。すべての感覚領域で、さまざまな刺激に対して起こり、生きづらさを感じます。症状の現れ方は人によって異なり、ひとつの感覚だけに過敏症がみられる場合もあれば、複数にわたって生じることもあります。
同じ刺激でも敏感に感じたり、逆に感じにくいなどの、感覚処理が特異的な方がいます。
感覚は、いわゆる「五感」と前庭覚、固有覚をあわせた7つの領域に分類することができます。
- 前庭覚…身体の傾きやスピード、回転を感じる感覚
- 固有覚…身体の位置や動き、力加減を感じる感覚
感覚過敏の種類
視覚過敏 聴覚過敏 嗅覚過敏 触覚過敏 味覚・食感過敏前庭感覚過敏・固有感覚
おおまかに分けると七つがある。
聴覚
「たくさんの話声がうるさくてたまらない」「人ごみに行くと苦しくなる」「教室のざわつきで苦しくなる」
視覚
「目は悪くないのに見にくい」「白地やガラの紙にプリントされた字が読めない」「光がまぶしくて見ていられない」
触覚
「常に冷えを感じたり、暑さを感じたりする」「暑さ寒さの感じ方が他人とはちがう」「人の手や体をさわることが苦手(好きな人以外)」
味覚
「こだわりがない」「特定の食材(触感や音が苦手)が絶対に食べられない」「変化が苦手で決まったものだけ食べたい」
嗅覚
その他
空腹の感覚が乏しく、食事をたびたび忘れる
気圧の変化に弱い
疲れているという感覚が分からない
生理痛が人よりも著しく重い
運動の苦手さ、方向・空間認知の苦手さ、巧緻性の低さなど身体の様々な側面に表れる。
平衡感覚・温痛覚に関しては、ブランコや道具などをとてもこわがる(平衡感覚)。乗り物やエレベーターですぐ酔う(平衡感覚)。温度に敏感でとても暑がり寒がり(温度覚)。注射など、いたみにすごく敏感(痛覚)。温度に鈍感で季節にあわない服を着ている(温度覚)。ケガなどをしても痛みにすごく鈍感(痛覚)。感覚過敏は感覚鈍麻も持ち合わせていることが多い。感覚過敏・鈍麻の方は「我慢が足りない」と誤解されることがしばしばあります。
固有感覚に関しては、感覚過敏よりも感覚情報の調整や処理の困難さが体験される。「よく他人にぶつかったり、つまずいたりする」、「よく物を落とす」、「自分の体の感覚がときどきわからななってしまう」。
前庭感覚過敏であると、体の動きの多い遊びやスポーツはクラクラするような感じがして上手く動けない。競技では、サッカー・ドッジボール・バレーボール・器械運動・バスケットボールで困難を感じる割合が多い。また、「左右、右回り、反対回りなどに混乱する」、「車の運転はとても危なくてできない」という事例も存在した。
など
「無理矢理にでも慣れさせる」という対処法は厳禁です。
解決に繋がらないどころか、トラウマになるなど心身の健康を害するリスクが非常に高い。
身体の疲れやすさ 自律神経や免疫システムの過敏性もよく見られ、特に感覚過敏を我慢した際の身体の疲労や発熱のしやすさ、アレルギーなどがよく指摘される。
体内感覚の不調は、専門医にかかっても異常がないと言われることが多いです。
本来であればその感覚を脳がコントロールしているが、うまく出来ない症状です。
障害がある。または発達障害と診断される。
アメリカ精神医学会の診断基準『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』)において、発達障害の自閉スペクトラム症の特性のひとつとして感覚過敏性などの感覚異常。しかし、感覚過敏のある人すべてに発達障害があるというわけではありません。
敏感さは様々で、日常生活に支障が出る方がほとんどです。
寝ても起きてもいられない、心がイライラしたり不安定になったり、症状がでるので普通の人のように動くことが出来ないなど、理由も様々です。
当サロンのスクールでは聴覚・視覚・触覚・味覚・嗅覚・その他のあらゆる感覚領域の改善ができます。
momoco-happinessでは感覚過敏が改善します。
病院に行っても少しも良くならない方、病名に納得がいかない方が改善をされています。悩まれている方はぜひmomoco-happinessスクールへいらしてください。