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線維筋痛症とは

 「線維筋痛症」とは、3ヶ月以上の長期にわたって、身体のあちこちの広い範囲に痛みが出没し、身体の強いこわばりとともに、激しい疲労感、不眠、頭痛やうつ気分など多彩な症状を伴います。

 

 

 性別、年齢分布 

 厚生労働省研究班の2003年の全国調査で、日本人の線維筋痛症は男女比が1:4.8と女性に多い病気です(欧米では男女比は1:7~8とさらに女性の頻度が高いとされています)。発病年齢は40歳後半の年代に多いとされています。

 

 

症状

 身体の広範な部位に慢性の痛みが持続的、あるいは断続的に見られます。

痛みは鈍い痛みのこともありますが、しばしば激しい痛みとなり、痛みで仕事や家事ができず、夜も眠れないとか、目を覚ましてしまったりします。

線維筋痛症の痛みを、身体がナイフで切り裂かれるような痛み、身体の中でガラスが割れ、その破片で傷つけられるような痛み、痛みで全身が締め付けられるなどです。

このような痛みが日によって、あるいは1日のうちでも時間によって変化します。

また、季節や天候、身体活動、精神的ストレスなどによって、痛みが悪化します。

 痛み以外に、強い疲労感、抑うつ気分、目覚めがすっきりせず熟睡感がないと物忘れや集中力が落ちるなどの、さまざま身体、神経や精神症状が出現します。

 

 

 


 

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