全般不安症/全般性不安障害(GAD)とは、毎日の生活の中で、過剰な不安や心配がコントロールできず、日常生活に支障をきたす、こころや体の症状が伴う病気です。
学校や仕事、日常生活など、自分にまつわるものだけでなく、災害や戦争など自分ではどうすることもできないことまで、常に緊張感を強いられ、あらゆるものを不安に感じてしまいます。不安だけでなく、頭痛や吐き気、めまい、肩こりなどに悩まされたり、疲れやすい、落ち着きがない、集中力や記憶力が低下、イライラする、筋肉が緊張している、眠れないといった症状もみられます。
全般不安症/全般性不安障害(GAD)は発病すると、うつ病、パニック障害、社会不安障害(SAD)などを併発する可能性が高くなるといわれています。