※なお、知的障害を伴わない知能指数(IQ)が70以上の方に限ります。
発達性協調運動障害(DCD)とは、身体機能に問題がないにも関わらず、協調運動に困難さが見られる障害です。
協調運動技能の獲得や遂行に著しい低下がみられる神経発達障害であり、その症状は、字が綺麗に書けない、靴紐が結べないといった微細運動困難から、歩行中に物や人にぶつかる、縄跳びができない、自転車に乗れないといった粗大運動困難、片脚立ちができない、平均台の上を歩けないといったバランス障害まで多岐に渡ります。
特徴
- 絵に沿ってきれいに塗れない、または、困難さを感じる
- 字を綺麗に書こうと思っていても汚い
- 字が小さかったり大きかったりする
- 字をまっすぐ書けない
- 軽いものでも持っていられない
- リュックサックが疲れる、または、嫌がる
- 身体の力を抜くことが苦手、または、力を入れていることが苦手
- 着替えが遅い、または、難しいと感じる
- 階段の昇り降りがぎこちない
- 歩くことがなんとなくおかしい
- 身体を動かすのが苦手
- 姿勢を正していられない
- 体を支えて座っていることができない
- 寝ていても疲れが取れない
など