線維筋痛症とは、何年もの長期にわたって、身体のあちこちの広い範囲に痛みが出没し、身体の強いこわばりとともに、激しい疲労感、不眠、頭痛や気持ち悪さ、うつ気分など多彩な症状を伴います。生きていることに苦痛を感じ続ける障害です。
MomocoAcademyでの卒業症状の条件は、幼少期は元気いっぱいに身体を動かせる状態ではあるものの30歳までに症状が発症していることが卒業条件となります。
症状
薬を飲んでも効かないことが特徴的であり、注射によって少し痛みの緩和ができる場合もあります。
痛みの程度は様々ですが、インフルエンザ症状が続くような感覚であり、しばしば激痛が起こり、その痛みにより息ができない方もいらっしゃいます。
横になっている方が楽で、痛みで横になる日々に涙される方、頑張って起きている時間が30分も続かない方もいらっしゃいます。
顔や身体のほてりが強く、おでこと頭の後ろの部分、さらには、顔まわりや首まわりにも氷枕などで冷やすとツラさが軽減しやすいですが、冷え性の方も多く、夏でも羽毛布団を使っている方もいらっしゃいます。
動きたくても、横にならなければならない状態が続きます。
痛み以外の症状は、強い疲労感、気持ち悪さ、抑うつ気分、目覚めがすっきりせずに熟睡感がない、貧血、不正出血、などの様々な身体症状と精神症状が出現します。
Momoco Academyでは、強い疲労感や倦怠感のためにお茶碗を持つ、軽い用紙を持つ、鉛筆を握ることもつらい、起きるだけでつらい、息をするだけでつらい、息ができない、そこにいるだけでつらい、強い痛み止めや注射を毎日行ってもつらい重度の症状の方が卒業をされています。
併発をする変形性関節症症状
関節の変形はないものの、身体に邪気や悪気を溜めすぎて変形性関節症の症状が発症します。
関節周囲の痛み、引っ掛かり感、違和感などがあります。
- 初期には、部分的にズキズキやピキンと痛みが出ますがすぐに痛みはなくなります。また、立ち上がりや歩き始めるなどに生じる痛みや違和感はありますが、休めば痛みがとれることがほとんどです。
- 中期には、痛みの頻度が増えて、つねに痛みを感じるようになります。正座やしゃがみこみ、階段ののぼり降りや歩行などの動作が困難になります。
- 末期には、ちょっとした動作にも痛みや違和感が出てきて日常生活に支障をきたすようになります。手の場合などにも曲げ伸ばしがうまく出来なくなってしまったり、足の場合には痛みのために、足を引きずるようにびっこを引くこともあります。