肩こりとは、肩こりに関係する筋肉である、僧帽筋(そうぼうきん)、頭半棘筋(とうはんきょくきん)、頭板状筋(とうばんじょうきん)・頚板状筋(けいばんじょうきん)、肩甲挙筋(けんこうきょきん)、棘上筋(きょくじょうきん)、小菱形筋(しょうりょうけいきん)、大菱形筋(だいりょうけいきん)などが凝ることを指します。
人間は二足歩行(にそくほこう)をするために、もともと首や腰に負担がかかりやすい体をしています。首から肩にかけての筋肉が姿勢を保つために緊張し、血行が悪くなって、重く感じるのが肩こりです。
肩こりを引き起こす主な要因(よういん)としては、筋肉疲労と血行不良、末梢神経(まっしょうしんけい)の傷などが挙げられます。それらの要因が、単独(たんどく)、または、たがいに関連し合いながら肩こりを引き起こします。
首すじ、首のつけ根から、肩、または、背中にかけて張った(はった)、こった、痛み、などがおこり、頭痛や吐き気、めまい、気持ち悪さ、動きにくさを伴うことがあります。