虚弱体質者のパニックとは、私たちが日常会話や報道(ほうどう)で使用している「パニック」という言葉の意味でとらえてください。病院で使用されるパニックや災害心理学(さいがいしんりがく)で使用されるパニックとは違い、死を連想(れんそう)するようなものではありません。
虚弱体質者のパニックは、「凍りつき症候群(こおりつきしょうこうぐん)」に「冷静さ(れいせいさ)」と「スローモーション」が加わり、身体が学校や会社の面接時のように緊張したかのような状態になることを指します。
虚弱体質者のパニックとは、私たちが日常会話や報道(ほうどう)で使用している「パニック」という言葉の意味でとらえてください。病院で使用されるパニックや災害心理学(さいがいしんりがく)で使用されるパニックとは違い、死を連想(れんそう)するようなものではありません。
虚弱体質者のパニックは、「凍りつき症候群(こおりつきしょうこうぐん)」に「冷静さ(れいせいさ)」と「スローモーション」が加わり、身体が学校や会社の面接時のように緊張したかのような状態になることを指します。
たとえば、突然、襲って(おそって)くる大災害や大事故に直面したり、予想外の被害にあった瞬間に直面すると、頭の中は真っ白になり、身心は凍りついたように活動を停止をしてしまうものです。
その動けない理由や抵抗できない理由が、ショック相(ショックそう)と凍りつき症候群です。
防災心理学(ぼうさいしんりがく)では、「凍り付き症候群」、生理学では「すくみ反応」といいます。
このような状態は、その持続時間(じぞくじかん)に、ほんの一瞬という人から数分以上という人まで長短(ちょうたん)があります。
・頭の中が真っ白になる
・思考が停止する
・フリーズする
・用紙に書いてる文字を追えなくなる(読めなくなる)
・挙動不審(きょどうふしん)になる
・正常を装う(よそおう)
・どぎまぎする
・心臓の動悸が激しくなる
・呼吸困難
・漠然(ばくぜん)とした恐怖感・不安感
・胸の痛みや吐き気
・震え(ふるえ)
・面接官(めんせつかん)のように対応を見られて、監視(かんし)されているような気分になる
・身動きがとれなくなる
・見ている映像(人や場所など)がスローモーションにみえる
など