首こり(頸椎(けいつい)の後ろ側)とは、頸椎の後ろ側のこり、または、頚性神経筋症候群(けいせいしんけいきんしょうこうぐん)を指します。
頭部を支えている骨の後ろ側の筋肉がこり固まることを意味します。
それに伴い、頭痛、緊張、痛みなど様々な症状が発症することも含みます。
頚性神経筋症候群とは、原因不明にも関わらず日常生活に支障をきたすほどの頭痛やめまいなどの不定愁訴(ふていしゅうそ)が慢性的に続く、首の後ろにある筋肉の異常によって引き起こされる辛い症候群のことをいいます。
慢性疲労症候群、むち打ち症、めまい、頭痛、うつ状態、パニック症候群(しょうこうぐん)、ストレス症候群、自律神経失調症、更年期障害の60%が該当する疾患群(しっかんぐん)で、複数の疾患を合併(がっぺい)している場合がほとんどです。
頭痛や微熱、体のだるさ、やる気が出ない、などの不定愁訴にも似た症状が多いために診断されるまでに時間がかかり、複数の病院で受診(じゅしん)を繰り返すかたも多いです。