人間の体は多様な成分からできていますが、大まかに言うと以下のような構成成分があります。
1. 元素レベルでの構成
人間の体を構成する元素は約60種類ありますが、主に以下の4つが圧倒的に多いです:
| 元素 | 割合(体重の約%) | 役割・特徴 |
| 酸素 (O) | 約65% | 水(H2O)や有機分子の構成要素。呼吸・代謝に重要。 |
| 炭素 (C) | 約18% | 生命の基本骨格となる有機化合物(脂質・タンパク質・核酸)の中心。 |
| 水素 (H) | 約10% | 水の構成要素。タンパク質や脂肪の構成にも関与。 |
| 窒素 (N) | 約3% | タンパク質・核酸(DNA・RNA)の重要な成分。 |
この4元素で体の約96%を占めます。
2. 主要な分子・化合物
- 水分
体の約60〜70%は水分。細胞の代謝や化学反応の場となる。 - タンパク質
体重の約15〜20%。筋肉や酵素、ホルモン、細胞構造の基盤。 - 脂質(脂肪)
約10〜15%。エネルギー貯蔵、細胞膜の構成、ホルモンの前駆体。 - 炭水化物
数%。エネルギー源、細胞の認識や構造に関与。 - 核酸(DNA・RNA)
体重のごくわずかだが、遺伝情報の保存・伝達に必須。 - 無機塩類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウムなど)
骨や歯の構造、神経伝達、筋収縮、体液のバランス調整など。
3. 細胞のレベルで
- 体は約37兆個の細胞から成ると言われています。
- 代表的な細胞は筋細胞、神経細胞、血液細胞、脂肪細胞など多様。
- 細胞の中では、核、ミトコンドリア、細胞膜などの細胞小器官が重要。
まとめると
| レベル | 主な成分・構成物 | 体の割合・特徴 |
| 元素レベル | 酸素、炭素、水素、窒素(約96%) | 生命の基盤元素 |
| 分子レベル | 水、タンパク質、脂質、炭水化物、核酸、無機塩類 | 体の構造・機能を担う |
| 細胞レベル | 多様な細胞群(筋細胞、神経細胞など) | 生命活動の最小単位 |
続いて、人間の体を構成する具体的な元素の種類を、主なものから順に詳しく説明しますね。
人間の体を構成する主な元素
| 元素名 | 化学記号 | 体内割合(重量%) | 主な役割・存在場所 |
| 酸素 | O | 約65% | 水の構成要素。呼吸による酸素利用。細胞内の代謝反応に必須。 |
| 炭素 | C | 約18% | 有機化合物(タンパク質、脂質、核酸、炭水化物)の骨格。 |
| 水素 | H | 約10% | 水分子や有機分子に含まれる。酸塩基平衡の調節。 |
| 窒素 | N | 約3% | アミノ酸(タンパク質)、核酸(DNA・RNA)に含まれる。 |
| カルシウム | Ca | 約1.5% | 骨・歯の主成分。筋肉収縮、神経伝達、血液凝固に関与。 |
| リン | P | 約1.0% | 骨のリン酸カルシウム、ATPなどエネルギー代謝に関与。 |
| カリウム | K | 約0.25% | 細胞内液の主要イオン。神経信号伝達、筋収縮に重要。 |
| 硫黄 | S | 約0.25% | タンパク質の一部(システイン、メチオニン)、酵素の構成。 |
| ナトリウム | Na | 約0.15% | 細胞外液の主要イオン。水分バランス、神経伝達に重要。 |
| 塩素 | Cl | 約0.15% | 細胞外液の主要陰イオン。胃酸の構成要素(塩酸)。 |
| マグネシウム | Mg | 約0.05% | 酵素の補因子。骨の構成要素の一部。 |
| 鉄 | Fe | 約0.006% | ヘモグロビンに含まれ、酸素運搬を担う。 |
| 亜鉛 | Zn | 微量 | 酵素の補因子、免疫機能、創傷治癒に関与。 |
| 銅 | Cu | 微量 | 酵素の補因子。鉄代謝や抗酸化に関与。 |
| セレン | Se | 微量 | 抗酸化酵素の成分。免疫系に関与。 |
その他の微量元素
以下は人体にとって必要だが微量で、特定の酵素活性や機能に関与しています。
- クロム(Cr)
- ヨウ素(I) → 甲状腺ホルモンの成分
- モリブデン(Mo)
- マンガン(Mn)
- コバルト(Co) → ビタミンB12の成分
- フッ素(F)
- バナジウム(V)
元素の役割まとめ
- 酸素・水素・炭素・窒素は全体の約96%を占め、生命の基本的な有機分子や水の成分。
- カルシウム・リン・カリウム・ナトリウム・塩素・マグネシウムなどは電解質として細胞機能や骨の形成に関わる。
- 鉄・亜鉛・銅・セレンなどは酵素の働きに必要な微量元素で、生命活動の触媒的役割を果たします。
さらに、「元素ごとにどの臓器・組織に多いか」と「元素の生理学的役割」を詳しく説明しますね。
主要元素の臓器ごとの分布と生理学的役割
| 元素 | 多く含まれる臓器・組織 | 生理学的役割・解説 |
| カルシウム (Ca) | 骨、歯、筋肉、血液 | 骨・歯の主要成分(リン酸カルシウム)。筋肉収縮のトリガー。血液凝固に関与。神経伝達も調節。 |
| リン (P) | 骨、脳、筋肉、細胞内 | 骨の構成成分(カルシウムと共に)。ATPや核酸の構成要素。エネルギー代謝に不可欠。 |
| カリウム (K) | 細胞内全般(筋肉、神経、肝臓) | 細胞内液の主要陽イオン。細胞の電気的バランスを維持。神経インパルス伝達、心筋収縮に重要。 |
| ナトリウム (Na) | 細胞外液(血漿、間質液)、腎臓 | 細胞外液の主要陽イオン。水分バランス調節、血圧調整。神経・筋肉の活動電位生成に関与。 |
| 塩素 (Cl) | 胃、血液、細胞外液 | 胃酸(塩酸)の構成成分。細胞外液の主要陰イオン。酸塩基平衡の維持に関与。 |
| 鉄 (Fe) | 骨髄、肝臓、脾臓、筋肉 | ヘモグロビンの中心成分。酸素の運搬・貯蔵(ミオグロビン)。鉄依存性酵素の活性化。 |
| マグネシウム (Mg) | 骨、筋肉、脳、肝臓 | 酵素の補因子として多数の代謝反応に関与。ATPの安定化。神経伝達の調整。 |
| 硫黄 (S) | 全身のタンパク質(特に皮膚、髪、爪) | アミノ酸(システイン、メチオニン)の構成。タンパク質の立体構造形成に重要。 |
| 亜鉛 (Zn) | 肝臓、膵臓、筋肉、骨、皮膚 | 多くの酵素の補因子。免疫機能、創傷治癒、DNA合成に必須。 |
| 銅 (Cu) | 肝臓、脳、心臓、腎臓 | 酵素の補因子。鉄の代謝や抗酸化防御に関与。神経系の発達にも重要。 |
| セレン (Se) | 甲状腺、肝臓、腎臓 | 抗酸化酵素(グルタチオンペルオキシダーゼ)の成分。免疫系の調節。 |
臓器別の元素特徴
骨・歯
- カルシウム (Ca) と リン (P) が主成分。骨はカルシウムリン酸塩として硬さを保つ。
- マグネシウム (Mg) も骨の一部。
筋肉
- カリウム (K) と カルシウム (Ca) は筋収縮に不可欠。
- 鉄 (Fe) はミオグロビンの成分として酸素貯蔵。
- マグネシウム (Mg) はATP利用に関与。
神経系(脳・神経)
- ナトリウム (Na) と カリウム (K) が神経インパルスの発生と伝達に重要。
- カルシウム (Ca) はシナプスでの神経伝達物質放出に関与。
- 銅 (Cu) は神経の発達と機能維持に重要。
血液
- 鉄 (Fe) がヘモグロビンの中で酸素運搬。
- ナトリウム (Na)、カリウム (K)、塩素 (Cl) は電解質バランス調整に寄与。
内臓(肝臓、腎臓など)
- 亜鉛 (Zn)、銅 (Cu)、セレン (Se) などの微量元素は解毒酵素や抗酸化酵素の成分として重要。
まとめ
- 骨や歯には主にカルシウムとリンが豊富。
- 筋肉にはカルシウム、カリウム、鉄、マグネシウムが重要。
- 神経系ではナトリウム、カリウム、カルシウム、銅が神経信号の伝達や神経機能を支える。
- 血液では鉄が酸素運搬の要。
- 内臓器官では微量元素が酵素活性や解毒に関わる。
続いて、「特定の臓器の元素組成データ」や「元素の病気との関連」について、具体的に説明しますね。
1. 特定の臓器の元素組成データ例
肝臓
- 主な元素: C, H, O, N(有機分子の構成)、P(核酸、ATP)、S(タンパク質)、Fe(鉄貯蔵)、Zn(酵素活性)、Cu(酵素活性)
- 特徴: 解毒や代謝の中心。微量元素(Zn、Cu、Se)が豊富で、多くの酵素活性に必要。
骨
- 主な元素: Ca (~99%はリン酸カルシウムとして存在)、P、Mg(骨質の微量成分)
- 特徴: 強度のためにカルシウムとリンが主成分。骨粗鬆症ではカルシウム量の減少が問題。
脳
- 主な元素: Na, K, Ca(神経信号伝達)、Fe(神経代謝に関与)、Cu(神経伝達)、Zn(神経保護)
- 特徴: 電解質バランスが非常に重要。元素の異常は神経疾患に関連。
筋肉
- 主な元素: C, H, O, N(タンパク質構成)、Ca(収縮)、K、Mg、Fe(ミオグロビン)
- 特徴: 筋肉の収縮や酸素利用に必要な元素が豊富。
2. 元素の病気との関連
カルシウム(Ca)
- 関連疾患: 骨粗鬆症(骨密度低下)、高カルシウム血症(腎機能障害、神経症状)
- 説明: 骨からカルシウムが溶出しすぎると骨が弱くなり、血中カルシウムが高すぎると神経や筋肉に影響。
鉄(Fe)
- 関連疾患: 鉄欠乏性貧血(鉄不足)、ヘモクロマトーシス(鉄過剰蓄積)
- 説明: 鉄は酸素運搬に必須。不足すると酸素運搬能力が落ち、過剰だと肝臓や心臓に障害。
銅(Cu)
- 関連疾患: ウィルソン病(銅の蓄積による肝障害・神経障害)、メンケス病(銅不足による神経症状)
- 説明: 銅の代謝異常は重篤な臓器障害を引き起こす。
亜鉛(Zn)
- 関連疾患: 免疫機能低下、創傷治癒遅延、味覚障害
- 説明: 亜鉛は免疫や細胞修復に重要。不足すると感染症リスク増加。
セレン(Se)
- 関連疾患: クッシング症候群、心筋症(カシン=ベック病)
- 説明: 抗酸化機能の低下により細胞損傷を受けやすくなる。
ナトリウム(Na)・カリウム(K)
- 関連疾患: 電解質異常による心不整脈、筋力低下、意識障害
- 説明: 細胞外液・内液のバランスが崩れると生命維持に支障が出る。
まとめ
| 元素 | 主な臓器・役割 | 関連疾患・問題点 |
| カルシウム | 骨、筋肉、神経 | 骨粗鬆症、高カルシウム血症 |
| 鉄 | 血液、肝臓、筋肉 | 貧血、鉄過剰症 |
| 銅 | 肝臓、脳 | ウィルソン病、メンケス病 |
| 亜鉛 | 免疫系、皮膚 | 免疫低下、味覚障害 |
| セレン | 抗酸化機能 | 心筋症、免疫障害 |
| ナトリウム・カリウム | 全身の細胞外・内液 | 電解質異常による障害 |
💬最後にひとこと
みなさんは「こんなに辛いのに…」と思うかもしれませんが、人間の体を構成する具体的な元素が微量だとしても、その微量な元素が無いないためにみなさんの生きづらさが出ている可能性は大です。
気を整えることに関しても脳波などの微量な周波数によって生きづらさが出ていますから本当に微量な元素だとしても無視してはいけないのです。
そして、人間の体を構成する元素は約60種類ありますが、主に4つが圧倒的に多いという内容がありますが、気が悪ければ、姿勢も悪くなり呼吸も浅くなり、睡眠や精神になどにも影響が出ますから、基本的に一般の方よりも圧倒的に必要とされる元素の栄養を摂取できていない、とても少ない、となります。ですから、しっかりと呼吸をすることはとても大切な事柄だということがよくわかると思います。
基本的にはその元素で出来ているのであれば、必ず摂取しなければならない必須栄養素という考え方はしていった方が良いです。
気づくことが改善に繋がっていきます。
気功整体技法【気善】創始者/線維筋痛症療法院 創設者/院長 山崎実希子



















