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芯から冷えるとは?体の中で起きている状態をわかりやすく解説

”気善”を創案するまでの私の研究内容

芯から冷えるとは?体の中で起きている状態をわかりやすく解説

「暖房のある部屋にいるのに寒い」「厚着をしても体の奥が冷たい感じがする」

そんなときに使われる表現が**「芯から冷える」**です。

単に気温が低いだけではなく、体の内側まで冷えを感じるこの状態。

では、体の中では一体どんなことが起きているのでしょうか。

 

この記事では、芯から冷えるときの体の状態・原因・日常生活との関係を、できるだけわかりやすく解説します。

 

芯から冷えるとはどういう感覚?

「芯から冷える」とは、皮膚表面だけでなく、体の深部(内臓や筋肉の奥)まで冷えている状態を指します。

表面的な寒さとの違い

  • 表面の寒さ:
    手足や肌が冷たいが、温かい場所に行けばすぐ回復する
  • 芯から冷える:
    体の奥が冷たく、温かい場所にいてもなかなか温まらない

この違いは、体温調節の仕組みが深く関係しています。

 

体の中で起きていること① 血流が悪くなっている

芯から冷える大きな原因のひとつが、血流の低下です。

人の体は、寒さを感じると

  • 熱を逃がさないように
  • 血管を収縮させる

という反応を起こします。

 

その結果、

  • 手足や筋肉への血流が減る
  • 温かい血液が体の隅々まで届かない

これにより、体の奥まで冷えが残る状態になります。

 

体の中で起きていること② 内臓の温度が下がっている

芯から冷えるときは、内臓の働きも低下しやすくなります。

内臓は本来、

  • 消化
  • 代謝
  • エネルギー産生

などを行い、体を内側から温めています。

しかし冷えが続くと、

  • 内臓の血流が減る
  • 消化や代謝がゆっくりになる
  • 熱が生み出されにくくなる

その結果、**「体の奥が冷たい」「疲れやすい」**と感じやすくなります。

 

体の中で起きていること③ 筋肉量や活動量の影響

筋肉は、体の中で熱を生み出す重要な組織です。

  • 筋肉が動く → 熱が生まれる
  • 筋肉量が少ない → 熱を作りにくい

特に、

  • 長時間座りっぱなし
  • 運動不足
  • 同じ姿勢が続く

こうした生活が続くと、熱産生が減り、芯から冷えやすくなります。

 

芯から冷えるときに起こりやすい不調

体の冷えが続くと、次のような不調を感じやすくなります。

  • 疲れやすい
  • 集中力が落ちる
  • お腹の調子が不安定になる
  • 肩や首がこりやすい
  • 寝つきが悪い

これは、冷えによって体の働き全体がゆっくりになるためです。

 

なぜ現代人は芯から冷えやすいのか

現代の生活環境も、芯から冷える原因になっています。

主な要因

  • 冷房の効いた室内で長時間過ごす
  • 運動量が少ない
  • シャワーだけで済ませる入浴習慣
  • 食事の時間や内容が不規則

これらが重なることで、体が自力で温まる力が弱まりやすくなっています。

 

芯から冷えない体を目指すために大切なこと

「芯から冷える=体が弱い」ということではありません。

生活習慣を少し見直すだけで、体は変わっていきます。

大切なのは、

  • 血流を意識すること
  • 体を動かすこと
  • 内側から温める習慣を持つこと

無理をせず、日常の中で「体を冷やしすぎない選択」を増やすことが、芯から冷えにくい体づくりにつながります。

 

まとめ

芯から冷えるとき、体の中では

  • 血流が低下し
  • 内臓や筋肉の働きがゆっくりになり
  • 熱が作られにくい状態

が起きています。

一時的な寒さではなく、体からのサインとして受け止めることが大切です。

 

つぎに、命に関わる身体温度が下がっている状態とは何か

「ただ寒いだけ」「冷え性だから仕方ない」

そう思っていた冷えが、実は命に関わる身体温度の低下につながっていることがあります。

体温は、私たちが生きていくための基盤となる生命活動の指標です。

その体温が下がりすぎると、体は正常に働けなくなっていきます。

この記事では、身体温度が危険なレベルまで下がっているとき、体の中で何が起きているのかをわかりやすく解説します。

 

身体温度は「生きるためのスイッチ」

人の体は、一定の体温を保つことで

  • 心臓を動かす
  • 呼吸を維持する
  • 脳を働かせる
  • 内臓を正常に機能させる

といった生命活動を行っています。

この体温が下がると、体は

  • エネルギーを作れない
  • 指令がうまく伝わらない
  • 臓器同士の連携が乱れる

という状態に陥ります。

 

命に関わる体温低下とは

身体温度が大きく下がった状態は、低体温状態と呼ばれます。

これは単なる冷えや寒がりとは違い、

  • 体が自力で温度を保てない
  • 温めても回復しにくい
  • 体の働きそのものが低下している

という点が特徴です。

特に体の中心部(脳・心臓・内臓)の温度が下がると、生命維持が難しくなります。

 

体温が下がると体で起きる変化

身体温度が低下すると、体は次のような変化を起こします。

脳の働きが鈍くなる

  • 判断力が低下する
  • ぼんやりする
  • 反応が遅くなる

心臓や呼吸の働きが弱まる

  • 脈が弱くなる
  • 呼吸が浅くなる
  • 全身に酸素が届きにくくなる

内臓の機能が落ちる

  • 消化や代謝が進まない
  • エネルギーが作れない
  • 体を温め直す力がなくなる

これらが重なると、自分で危険に気づきにくい状態になります。

 

芯から冷える状態が続くと危険な理由

「芯から冷える」感覚が長く続く場合、

体の深部温度が慢性的に低下している可能性があります。

この状態が続くと、

  • 疲労が抜けない
  • 免疫力が低下する
  • 回復力が弱くなる

だけでなく、環境や体調の変化によって急激に体温が下がりやすくなるリスクがあります。

 

体温低下を招きやすい生活環境

命に関わる体温低下は、特別な状況だけで起こるわけではありません。

日常の中でも、

  • 冷房の強い環境に長時間いる
  • 濡れた服や汗を放置する
  • 食事量が少ない状態が続く
  • 疲労や睡眠不足が重なっている

こうした条件が重なると、体温調節がうまくできなくなります。

 

「寒い」では済ませないことが大切

身体温度の低下は、目に見えません。

だからこそ、

  • いつもより強い寒気
  • 体の奥まで冷たい感覚
  • 動くのがつらいほどのだるさ

こうしたサインを、体からの重要な警告として受け取ることが大切です。

 

まとめ

命に関わる身体温度の低下とは、

  • 体が熱を作れず
  • 生命活動がゆっくりになり
  • 自力で回復しにくい状態

を意味します。

冷えを軽く見ず、

「体温を守ること=命を守ること」

という意識を持つことが、健康を保つ第一歩です。

 

 

つづいて、極寒の中で寝てしまうと死につながる理由

―「眠る=回復」にならない危険な状態とは―

「寒いと眠くなる」

この感覚は、多くの人が経験したことがあるでしょう。

しかし、極寒の環境で眠ってしまうことは、命に関わる危険な行為になる場合があります。

それは、眠ること自体が悪いのではなく、体温を守る仕組みが止まりやすくなるからです。

この記事では、

なぜ極寒の中で寝ると危険なのかを、体の働きからわかりやすく解説します。

 

人の体は「起きていることで体温を守っている」

人は起きている間、無意識のうちに

  • 体を動かす
  • 筋肉を緊張させる
  • 姿勢を変える

ことで、熱を生み、体温を維持しています。

寒さを感じると

  • 震えが起きる
  • 体を丸める
  • 動いて温まろうとする

これらはすべて、命を守るための反応です。

 

寝ると体温調節が弱くなる

眠りに入ると、体は

  • エネルギー消費を抑える
  • 筋肉の活動を減らす
  • 体温を下げる方向に働く

という状態になります。

 

これは通常の環境では問題ありませんが、

極寒の中では致命的になります。

なぜなら、

  • 熱を作る力が弱まる
  • 寒さに対抗する反応が鈍くなる
  • 体温低下に気づきにくくなる

からです。

 

極寒+睡眠で起きる危険な流れ

極寒の中で眠ってしまうと、体の中では次のような流れが起こります。

  1. 周囲の冷気で体温が奪われる
  2. 寝ているため体を動かせない
  3. 筋肉が熱を生み出せない
  4. 深部(内臓・脳)の温度が下がる
  5. 体温調節の指令が弱くなる

この状態が続くと、生命活動そのものが維持できなくなります。

 

「眠くなる」は安全のサインではない

極端な寒さの中で感じる眠気は、

  • 体が回復している
  • 楽になっている

という意味ではありません。

むしろ、

  • 脳の働きが鈍くなっている
  • 危険を判断する力が低下している
  • 体が限界に近づいている

という危険なサインである場合があります。

 

寝てしまうと「自分を守る行動」ができなくなる

起きていればできることも、眠ってしまうとできません。

例えば、

  • 寒さを感じて移動する
  • 体を動かして温まる
  • 助けを求める

これらの行動が取れなくなることが、

極寒での睡眠が命に直結する最大の理由です。

 

なぜ映画や実話で「眠ったまま」が語られるのか

極寒の事故や遭難の話で

「眠ってしまった」という表現が使われることがあります。

これは、

  • 眠り=休息
  • 眠り=安全

というイメージがあるからですが、

実際には体温を守る機能が失われた結果として起きている状態です。

 

まとめ

極寒の中で寝てしまうと危険なのは、

  • 寝ることで体温が下がりやすくなる
  • 熱を生み出す筋肉の働きが弱まる
  • 危険を察知して行動する力が失われる
  • 深部体温の低下が進行しやすくなる

という理由が重なるからです。

眠気は安全の合図ではなく、体からの警告である場合があります。

寒さを感じる環境では、「休むこと」よりも「体温を守ること」が命を守ります。

 

 

つづいて、寒さで判断力が低下する理由と体温・意識の関係

冬や極寒の環境での活動中に、「頭がぼんやりする」「考えがまとまらない」と感じたことはありませんか?

これは単なる疲労ではなく、体温低下と脳の働きの関係によるものです。

 

1. 寒さで判断力が低下する理由

寒さは体にさまざまな影響を与えます。

特に脳の働きに直結する血流と代謝の低下が、判断力の低下に関係しています。

血流の低下

  • 寒さを感じると、体は熱を保持するために末端の血管を収縮させます。
  • その結果、脳への血流がやや減少することがあります。
  • 脳への酸素や栄養が少なくなるため、判断力や集中力が低下します。

代謝の低下

  • 体温が下がると、脳を含む体の代謝が遅くなります。
  • 脳はエネルギー消費が多いため、体温低下で十分なエネルギーが供給されないと、思考や反応が鈍くなります。

 

2. 体温と意識の関係

体温と意識の状態は密接に関係しています。

深部体温の低下

  • 体の中心(脳や心臓)の温度が下がると、神経や筋肉の働きが鈍ります。
  • これにより、反応速度が遅くなり、認知機能も低下します。

軽度の低体温でも影響

  • 36℃前後でも、集中力や判断力がわずかに落ちることがあります。
  • 体温が35℃を下回ると、混乱や言語の支障、記憶力低下などが起こりやすくなります。

つまり、寒さは意識や行動の精度に直接影響するのです。

 

3. 冬の屋外・災害時の注意点(一般的な知識)

極寒環境や災害時には、体温低下による判断力低下が命に関わるリスクとなります。

以下の点に注意することが大切です。

体温を保つ工夫

  • 重ね着で保温(特に首・手首・足首)
  • 風や湿気を遮る服装
  • 活動中は軽く動いて熱を作る

適切な行動判断

  • 眠気やぼんやり感を感じたら、休むよりも体を温めることを優先
  • 長時間の屋外活動や単独行動は避ける
  • 食事・水分を十分に取り、エネルギー不足で体温が下がらないようにする

緊急時のサイン

  • 手足の感覚がなくなる
  • 言葉がうまく出ない
  • 歩くのが困難になる

こうしたサインは、体温低下による意識や行動の障害を示す警告です。

 

まとめ

  • 寒さで血流や代謝が低下すると、判断力や集中力が落ちる
  • 体温低下は意識の明瞭さに直結する
  • 冬や極寒の屋外では、体温を守ることが判断力を守ることにつながる

寒さの中での眠気やぼんやり感は、「休息サイン」ではなく、体からの警告と理解することが重要です。

体を温め、エネルギーを確保することで、安全な判断と行動を維持できます。

 

線維筋痛症療法院 院長 山崎実希子

 

 

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