単純意識とは、人類が自己意識を持つようになったのは30万年前ほどだとされていますが、子どもの多くの場合、幼少期(ようしょうき)の3歳頃に、単純意識の状態から自己意識の状態へ変わると言われています。
人の精神、単純意識とは、自己が存在することに気づく能力がない状態、または外界(がいかい)や他人と区別された自我(じが)としての意識がない状態を指します。
人は自己意識や複雑意識を通常の意識として持っており、頭の中に沢山の言葉や考えがつねに飛び交うことを複雑意識と言いますが、自己意識や複雑意識を持たない方も単純意識とします。
基本的には生まれてから物心が付くころまでには、自己意識や複雑意識に変わりますが、その変化をせずに単純意識のままの方もいらっしゃいます。