完璧主義とは、力を入れたいところと入れなくていいところの判断がスムーズにできて、肩の力を抜けるようになります。自分のエネルギーを上手く使えるようになり「手を抜く」ということが自分の意思で出来るようになります。
物事は自分のおもうように完璧にしたほうが綺麗で気持ちが良いことですが、つねに完璧にしていては時間もかかり、こころも身体も疲れ果ててしまいます。そこまで完璧にしなくても良いということでも、どうしてもドッと疲れ果ててしまうまでおこなってしまいます。
完璧主義は、自分に厳しく否定的になったり、きちんとしない人に対して不満を感じやすいことや批判的になりやすく、自分を含めて中途半端なものが許せない、完璧でなければ意味がないと考えしまい、少しでもつまづくと意欲を失うなどの状態になってしまいます。ダメな部分ばかりを見て、自分を追い詰めてしまうことが日常的になってしまうと、2次症状の体調不良に繋がっていきます。「手を抜く」ということは言葉では簡単に言えますが、行動としてはなかなか難しいことです。