気象病・天気痛とは、病気のなかで、気象の影響を受けるものを総称して「気象病」と呼びます。
そして、全国で1000万人以上が悩んでいると言われる「天気病」は、気象病外来・天気痛外来を立ち上げた佐藤 純医師が名付けた病気で、天気が悪くなると痛みが悪化したり、寒暖差による不調が出ることを指します。
長い間、その医学的な理由は分からないままだったため、まだ、体調に影響することは無いという方もいらっしゃいますが、近年では、気温や湿度、気圧の変化が体調に影響することが明らかになっています。
気象痛・天気痛が起こりやすい人は、新幹線や飛行機での移動時やエレベーターの昇降時にも症状が現れることがあり、症状やその重さも人によって様々です。