背中のこりとは、背の中央や背骨のあたりが張ったり、痛んだり、こわばったり、とする症状で、背中だけでなく肩から腰にかけての部分にもダルさとともに症状が表れます。
背中には姿勢を保つ筋肉があり、普段の使い方や姿勢の悪さなどで筋疲労を起こしてしまいます。肩こりに連動して起こることが多くあります。
背中の筋肉は、大きく分けて「表層筋」と「深層筋」の二種類の筋肉で構成されています。
「表層筋」はアウターマッスル、「深層筋」はインナーマッスルと呼ばれており、板状筋(ばんじょうきん)、肩甲挙筋(けんこうきょきん)、上後鋸筋(じょうこうきょきん)、菱形筋(りょうけいきん)小菱形筋、大菱形筋、僧帽筋(そうぼうきん)上部、下部、中部、広背筋(こうはいきん)、三角筋(さんかくきん)、棘上筋(きょくじょうきん)、棘下筋(きょくかきん)、小円筋(しょうえんきん)、大円筋(だいえんきん)、肩甲下筋(けんこうかきん)、烏口腕筋(うこうわんきん)、下後鋸筋(かこうきょきん)、脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)などで構成されています。